見出し画像

交通管制と新聞づくりを学ぶ〜情報ビジネス科 校外セミナー〜

こんにちは。情報ビジネス科です。
7月18日、愛知県警察と中日新聞名古屋本社へ校外セミナーに行きました。


愛知県警察

愛知県警察では、警察官の仕事紹介ビデオ視聴、その後、通信指令室と交通管制センターの見学をしました。

通信指令室は、県内すべての110番通報を受け、事件・事故に対応する警察官に指令を出す業務をしています。通信指令室にある大型スクリーンに、電話から得た情報と事件や事故が起きた場所の地図が映し出され、付近の警察官の位置が把握される、という仕組みになっていました。

交通管制センターでは、車両感知器で道路の交通量、渋滞情報を把握するしくみを教わりました。車両感知器が収集した情報は、分析され、その結果をドライバーに伝え、また、信号機を制御して青色の点灯時間を長くする……、という仕組みです。
担当の方が詳しく教えてくださったので、交通管制における情報処理の仕組みが理解できました。

信号機の大きさには驚きです!

交通管制センターには、信号機が展示されていました。いつも見ている信号機ですが、間近で見ると……!! 信号機の色が付いているところは、人の頭よりもはるかに大きいということを知っていましたか?


中日新聞名古屋本社

中日新聞名古屋本社では、出来事が新聞になるまでのビデオを視聴し、その後、編集局、輪転場(印刷するところ)などの見学、そして新聞づくり体験をしました。

輪転場は建物の地下2階にあり、地下3階には紙庫(しこ)と呼ばれる紙を保管する階があるそうです。ブラック→シアン→マゼンタ→イエローと、濃い色から順に印刷し、ページ順に紙を重ね、半分に折り、切断して、折って……という工程を経ながら地下1階に送られます。建物の中を移動する新聞はコンベアーに乗っているのですが、沢山の新聞が連なって移動する様子はまるで生き物のようです。

新聞づくり体験では、見出しを考えて入力し、見出し部分の図柄と色の編集、さらに写真の挿入、感想の入力を行いました。専攻科1年情報ビジネス科生は1学期の間、ワードの編集機能を使う練習に取り組んだお陰か、パソコンの操作は難なくできましたが、決められた範囲の文字数で目的に合った文章を考えることには、少し苦労したかも知れません。

今回の訪問先では、自己紹介を手話でしてくださり、見学場所では文章を示しながら説明してくださいました。


今回の校外セミナーは、情報ビジネス科の生徒として、交通管制や新聞づくりに関する情報処理の現場に触れ、非常に学ぶことが多い見学となりました。

愛知県警察と中日新聞社の皆様、お忙しいところ見学を受け入れていただきありがとうございました。