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機械制御科 愛知総合工科高等学校での連携教育閉講式

2月7日(水)、愛知総合工科高等学校と名古屋聾学校の連携教育の閉講式が行われました。
初めに、学力・技能優秀で学習態度も良く、連携教育に特別な功績があった生徒を顕彰しました。

今年度は専攻科2年生から2人選ばれました。表彰状は愛知総合工科高等学校の校長先生から授与されました。

その後、愛知総合工科高等学校の校長先生から祝辞をいただき、常に感謝の言葉を忘れないことと、学ぶことをやめないことを心掛けましょう、とお言葉をいただきました。

次に、卒業生修了生を代表して専攻科2年生の生徒が今年度の思い出や、努力したこと、お世話になった先生方への感謝の言葉を述べました。

後ろの車は専攻科2年生の修了研究で製作したゴーカート

閉講式が終わったあとは、卒業修了学年の生徒が取り組んだ成果発表を行いました。
司会は専攻科1年生が務めてくれました。

高等部3年生は、今年度の愛知県工業高校生溶接競技大会「アート部門」で佳作を受賞した作品「帆船」について発表をしました。
今年度のアートテーマが「創」ということもあり、生徒自身初めは何を製作したらよいか悩んでいましたが、「船は国と国を結び付け、世界を『創』っていく」というしっかりとしたコンセプトにそって作品を作ることができました。

硬い鉄板を柔らかく激しい波のように表現するところが大変だったそうです。

専攻科2年生は修了研究の発表です。
車が好きな生徒が、ゴーカートを作ったことで分かった、車両の細かい仕組みや試行錯誤した研究の成果を発表してくれました。

途中で発表の画面に不具合が出てしまいましたが、そこはさすが専攻科2年生!発表を見てくださっている方々にも配慮した言葉をかけつつ、落ち着いた対応ができました。

質疑応答では、高等部2年生の生徒がどのような理由があってゴーカートのデザインが決まったのか?という質問に…
『フランスが好きで国旗の色を採用した。日本の雰囲気も取り入れるために鳥居を付けてフランスと日本を融合した。』とのこと。

この答えを聞くまで気が付かなかった!と驚いた方もいました。
車両を見ると確かに鳥居がありました。

ゴーカートの鳥居のデザイン

最後に本校の校長から発表の講評をしていただきました。
発表に行きつくまで、根気よくまとめたことについてお褒めの言葉をいただき、「継続は力なり」という言葉の大切さと共に、激励の言葉をいただきました。

ご多忙の中、ご出席くださった皆様、そして日頃より連携教育にご理解とご協力をいただいている愛知総合工科高等学校の先生方には心から感謝申し上げます。
来年度も引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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