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服部組による体験授業 ~工事現場の安全確保に向けた取組~

2月6日(火)
高等部専攻科2年生では、株式会社服部組様にご来校いただき、体験授業を実施しました。
授業テーマは、「工事現場の安全確保に向けた取組」です。

現在、服部組様は、どのような方にも安全な工事現場作りに尽力されています。その一環として、昨年本校生徒へのアンケートを実施し、聴覚障がいの方々の工事現場に対する思いを集めました。その後、生徒たちの思いを参考に、工事現場をより安全に感じてもらえるような改善案をご検討されました。今回は、改善された工事現場を生徒たちが模擬体験し、率直な意見交換を行いました。

改善前の工事現場(校庭に再現しました。)
重機のすぐ横を歩きます。
改善後の工事現場(画像中央付近に電光掲示板があります)

改善後は以下のようになります。
①電光掲示板にて、工事の様子(重機が 動いています)を案内します。
②誘導員と作業員がトランシーバーのヘッドセットでやりとりを行い、通行人がいる際に重機を止めるように連絡をします。                  
③電光掲示板が切り替わり、(重機が止まりました)に変わります。

電光掲示板表示の例
2種類の工事現場を体験し、率直な意見交換を行っています。

生徒からは、「改善後の方が安全に感じた」「文字の色を変え、白字は『進め』、赤字で『止まれ』と表示した方が分かりやすい」など、さまざまな意見や感想がありました。今回の取組をもとに、さらに安全な工事現場を目指して改善をされるとのことでした。


最後に、重機の操作体験もさせていただきました。4本のレバーを駆使して、キャタピラやクレーン、アームを操作する難しそうな機械でしたが、丁寧に教えていただき、生徒たちも上手に扱うことができていました。乗ったことのない重機体験で、目を輝かせながら体験していました。

重機体験の様子
左右のレバーでアームを操作します。

服部組の皆様、この度は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。本校も校内が工事中ということもあり、工事現場への関心は高いです。安全な工事現場に向けて、今後も微力ながら協力させていただきます。


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