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R6情報モラル教室の機材構成

教育情報部です。
令和6年5月18日にオンラインで実施した、情報モラル教室の機材構成です。
次年度以降準備する際の参考として記録しておきます。

情報モラル教室では、生徒の発言もあることから、大規模会場で開催されるハイブリッド会議の構成を参考に、情報保障用に字幕生成サービス(富士通Live Talk)の機材を追加してあります。
主要な機材の接続は以下のとおりです。

デジタルミキサー

ZOOM LiveTrak L-8
体育祭やオンライン会議などで使用している機材です。

講師の先生の音声は、画面中央上部の「リモート講師音声入出力」と示した部分に4極ミニプラグケーブルの一方を接続、もう一方は配信用PCのヘッドフォン端子に接続し、ミキサーを介してスピーカーから音声を出します。
これでハイブリッド会議で必須となる「マイナスワン」の設定は完了します。

オンライン会議のZoomとは無関係の音響機器メーカーの製品です

マイク

コンデンサーマイクとグースネック、マイクスタンドを購入し本校で組み立てた
スタンドタイプのコンデンサーマイクです。(グースネックとマイクケーブル〔メス側〕の接続に際しては加工が必要です)

ファンタム電源(48V)が必要なため、別途電源供給用の機器が必須となります。
今回はデジタルミキサーから電源を供給しています。
非常に感度がよく、マイク先端が小型で手話を遮ることもないため、式典を中心に多用しています。

左:使用時 右:各パーツと型番

パワードスピーカー

パナソニック パワードスピーカー WS-X77(生産終了品)
ワイヤレスマイクが2本使える点や、頑丈な筐体など行事の必需品です。

体育館設備のスピーカーもあるのですが、音質が不十分なため、こちらのスピーカーを使っています。出力60Wで体育館でスピーチ中心の用途で使用するには十分な音量音質です。

マイク2へXLRメス-フォンのマイクケーブルを接続しました。
もう一方の端子はデジタルミキサーに接続します。

富士通Live Talk用マイク

サンワサプライ MM-MCUSB25(販売終了品 後継機はMM-MCUSB25N)
情報保障用の字幕生成サービス(富士通Live Talk)のマイクをパワードスピーカーの前方約2mほどの距離に設置しました。結果的に音声認識の精度が向上しました。

進行に合わせて、字幕の修正を行いますが、音声認識の精度が高く、今回はそれほど修正は多くありませんでした。

会場の機材配置はこのようになります。

機材一覧(実際の配置とは異なります)

以上です。



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