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多文化交流プログラムへ参加〜インテリア科〜

12月18日(水)、東海テレビ国際基金主催の「多文化交流プログラム」が名古屋市東区のAOI CELESTIE(アオイセレスティ)で行われ、高等部専攻科インテリア科の生徒5名が参加しました。

AOI CELESTIE(アオイセレスティ)は2025年2月オープン予定です。

アオイセレスティの地下にはボッチャのコートがあります。インテリア科の生徒は、今回、アオイセレスティの方々や東海テレビさんのアドバイスを受けながら「得点板」を製作し、アオイセレスティの方に寄贈しました。

ボッチャコートの雰囲気に合う得点板ができました。

今回は、「ユニバーサルスポーツを通じてミライを考えよう」というテーマで、16カ国籍の高校生42名が参加しました。
注目したのは、ユニバーサルスポーツのひとつであるボッチャです。競技の魅力については、パラリンピック日本代表選手から直接お話を伺い、さらにチームに分かれてボッチャの体験や交流を楽しみました。

チームメイトと自己紹介では、スマートフォンが大活躍。

チームメンバーは全員異なる学校から集まった生徒たちで、初対面ながらもすっかり打ち解けた様子でした。

スペシャルゲストの登場です!

ボッチャパラアスリートの河本圭亮さんと江崎駿さんです!

進行役はBOYS AND MENの本田剛文さんが務めてくださり、ボッチャとの出会いや魅力、パラリンピックに出場した際のエピソードなど伺うことができました。

いよいよボッチャ体験です。
アオイセレスティの方からボッチャのルールについてレクチャーを受け、各チームに分かれ体験試合を行いました。

上位2チームによる決勝戦では、河本選手、江崎選手も参加しパラアアスリートならではのすごい技を見せてくれました。

ランプ(勾配具)と呼ばれる器具を使い、ボールを転がす準備を行う河本選手と競技アシスタントの方。
競技アシスタントは、ランプの角度や長さ、方向を調整することのみが許されていますが、投球の行方を見ることはできません。また、競技アシスタントが選手にアドバイスをしたり、合図を送ったりすることも違反となるそうです。

驚いたのはそのコントロールの正確さです。
事前にどこを狙うか宣言した通りのボールに当てる精度の高い技術です。
さすがです!
これには集まった高校生も感嘆の声をあげていました。

決勝戦では、得点板を使用しました。

決勝戦の行方を見守る生徒たち。

ボッチャ体験の後は、グループトークです。
ここでは、ボッチャやパラスポーツの魅力を広げるための方策を話し合い、発表しました。

発表では、ボッチャのゲームアプリを作る、体育の授業に取り入れる、クラスに1つボッチャセットを置く、SNSで発信する、コンビニにボッチャコートを設置する、駅など人の多い場所で試合を行うなど、高校生らしいユニークな発表もありました。

最後に参加者全員で記念撮影!

今回のイベントでは、普段の学校生活では経験できない、貴重な体験ができました。東海テレビ国際基金、東海テレビ、アオイセレスティの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。