見出し画像

私、がんになりました①

〜1年半のお休みを終えて〜

本校養護教諭が令和4年9月から職場復帰しました。
ほけんだよりに掲載している体験記をマガジンとして連載します。

ほけんだより 2022.9


学校に戻ってくることができました。

中学部1・2年生の皆さん高等部の他校から入学した皆さん、初めまして。中学部3年生以上の多くの皆さんお久しぶりです。

令和3年2月から骨髄異形成症候群(正常な血球(赤血球や白血球など)がつくられなくなる病気)で病気療養に入り、骨髄移植(※)後の経過も良く1年半ぶりに名古屋聾学校に戻ることができました。

皆さんの1年半はあっという間だったのかもしれませんが、私にとっては、長く貴重な体験となりました。現在2人に1人はがんになる時代です、皆さんの周りにも治療をしている人がいるかもしれませんね。私もがん患者の一人として病気の理解や皆さんの生活に役立つことがあるといいなと思い、今後ほけんだよりで少しずつ紹介したいと思います。

※骨髄移植(こつずいいしょく)・・・健康な人の骨髄を提供してもらい、患者さんの骨髄を入れ替える治療。手術ではなく、骨髄液を点滴で注入します。