全国アビリンピックの競技解説ガイドのご報告
11月18日(土)全国障害者技能競技大会(以下全国アビリンピック)の会場で行った競技解説ガイドの様子についてお伝えします。
会場は愛知県国際展示場で、お天気に恵まれた1日になりました🌞
洋裁種目の競技解説ガイドには、専攻科生活デザイン科1年生2名が参加しました。
午前中は中学校のグループを中心に6回、午後は一般来場者を中心に3回のガイドを行いました。
25分刻みの9回の競技解説ガイドは、なかなかのハードスケジュールでしたが、生徒2名は元気に頑張ってくれました。教員はヘトヘトでした…💦
競技解説ガイドの内容は以下の通りです。
①名古屋聾学校や手話の紹介
②洋裁競技の説明、ミシンの実演
③ミシン体験
④洋裁クイズ
①名古屋聾学校の説明や手話の紹介
手話の紹介では、来場者のみなさんも一緒に手話を楽しむ様子が見られました。
②洋裁競技の説明とミシンの実演
ミシンの実演を真剣に見てくださっています。
始めは緊張して手が震えていましたが、回を重ねるごとに堂々と実演できました。
③ミシンの体験
希望者を募り、ミシンを実際に使ってティッシュケースを作って頂きました。みなさんとても上手でした✨
ミシンの使い方を伝える際には、カードを用いたり、身振り手振りを交えたりしてコミュニケーションをとりました。
④洋裁クイズ
次の3つの中から選んでくださいね。
答えは・・・・・なんでしょう?
①のまんじゅうです。
みなさん積極的に答えてくださり、とても盛り上がりました。
最後に、手話入りのしおりをプレゼント☆
このプレゼントが好評で、「どんな手話だった?」とお互いに見せあう様子が見られました。用意した72個が全てなくなりました。
生徒の感想
「ガイドが終わったときにみなさんが手話で「ありがとう」をしてくださったことがやりがいになり、次のガイドにも気合が入って楽しく解説することができた。」
「人と話すことが楽しかった。この経験を是非後輩たちにも味わってほしい。」
「分かりやすいガイドをすることが目的だったので、参加者へのアンケートで「分かりやすかった」と答えてくださった方が多かったことが嬉しかった。」
「言葉につまってしまったり、もごもご話してしまうことがあったので、自信をもってはっきり話せるようにしたい。」
「自分から挨拶をしたり、話し方に気を付けたりして、心の距離を感じさせないような人との接し方を心掛けていきたい。」
参加してくださった方々にもアンケートを取り、感想をお聞きしました。
いくつかご紹介させていただきます。
「分かりやすい解説ありがとうございます。」
「興味をもてました!」
「ガイドの中でいくつか手話を教えてくださり、ありがとうございました。支援学校高等部3年生の息子が真剣に手話を覚えていました。月曜日に登校したらお友達に披露するそうです。」
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。温かいお言葉をたくさんいただき、生徒の励みになりました。
競技解説ガイドに参加させていただき、多くの方々と触れ合うことで、とても貴重な経験ができました。ありがとうございました。
今年参加した生徒は、「よい経験になった。競技解説ガイドも参加したい気持ちはあるが、ぜひ来年は選手としてアビリンピック全国大会に出たい」と意気込んでいます!!