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名フィルへ贈る、フルオーダー指揮棒が完成!〜インテリア科〜

インテリア科では、名古屋フィルハーモニー交響楽団の川瀬賢太郎さんをはじめ、指揮者の皆さん向けの指揮棒を製作しました。
この指揮棒は、12月24日に寄贈する予定です。


製作の様子をご紹介します。
高等部本科インテリア科の生徒5名が製作を担当し、作業は11月中旬からスタートしました。
「折れたバット」をおびのこで丁寧に板材に加工し、指揮棒作りが始まります。

素材となる「折れたバット」

8mmの厚さの板材になりました。

鉋盤で表面を整え、7mmの板材にします。

丸鋸盤で7mm角の角材に切り分けます。

治具を使い、角材を安定させて鉋をかけます。

何種類もの治具を使い、少しずつ細く丸い形に削っていきます。

その後、ボール盤に取り付け、回転させながらやすりがけをします。

削っている途中の指揮棒の先端

7mm角の角材を少しずつ削りながら、完成品へと仕上げていきます。

木工旋盤でグリップの削り出しを行います。

グリップの形が現れました。

寄木グリップの指揮棒が完成

こちらは川瀬賢太郎さん専用指揮棒のコルク製グリップを削っています。

完成した川瀬賢太郎さん専用指揮棒

お渡しする日を楽しみにしております。