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愛知の野菜と食を学ぶ!食育講習会〜専攻科〜

12月6日、専攻科1・2年生を対象に食育講習会を実施しました。
講師として、愛知県農業水産局農政部園芸農産課と名古屋市千種保健センターの方々、本校栄養教諭にご協力いただきました。

講習会の冒頭では、園芸農産課の方から、県内の農業と伝統野菜について説明を受けました。愛知県の農業産出額は全国第8位で、特にキャベツ、トマト、大葉の生産量は全国トップクラスを誇るそうです。愛知県は工業製品のモノづくりだけでなく、野菜作りでも高い評価を受けている地域だと知りました。

「おでん」がおいしい季節になりました。その「おでん」に欠かせない大根ですが、現在、日本各地で栽培されている大根の多くは、尾張地方で江戸時代から栽培されていた「宮重大根」を改良した品種だそうです。「宮重大根」は愛知の伝統野菜のひとつです。

これは「青首大根」高等部本科ワーククラスが作りました。

続いて、千種保健センターの方から、健康的な生活に欠かせない野菜摂取の重要性についてお話を伺いました。1日に必要な野菜の摂取量は350gが目安とのことです。そこで、自分がどれくらい野菜を摂れているかをチェックすることになりました。

講習では「ベジチェック」という装置を使用しました。手のひらを専用の読み取り装置に押し当てて数十秒待つと、野菜摂取量が測定され、結果がタブレット画面に表示されます。この簡単な測定によって、自分の食生活を見直す良いきっかけになりました。

その後は、野菜料理の紹介と試食です。
野菜が苦手な人でも食べやすいよう工夫された料理を試食させていただきました。

「これ、おいしい!!」と生徒たちから大好評で、お代わりをする生徒も続出しました。愛知県園芸農産課、名古屋市千種保健センターの皆様、貴重なお話ありがとうございました。