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全校で不審者対応訓練を実施しました

9月6日(金)、千種警察署の方を招き、全校で不審者対応訓練を行いました。
先日は、教職員向けにさすまたの取り扱いに関する研修でしたが、今回は、警察官の方に不審者役になっていただき、侵入ルートは知らせずに実施しました。
(生徒には事前に警察官の方が不審者役を行うことは周知してあります)

訓練の様子

不審者(白いシャツで紙袋を持った人物)は生徒に会わせるよう要求して校内を移動します。

校外へ誘導しようとしますが、なかなか応じません。
この間に、生徒は教員の誘導で体育館に避難して行きました。

興奮してきた不審者が刃物を取り出し、さらに生徒への面会を要求します。
さすまたで距離を取りながら対応する職員。

壁に追い詰め、さすまたで押さえます。

取り押さえたところで訓練終了です。

訓練のあと、体育館で警察官の方から講話をいただきました。
生徒に対して、校内で会う人にはどんな方法でもよいので「あいさつ」をしてほしいという話がありました。また、校内だけでなく、公共交通機関を利用する際も男女関係なく痴漢被害にあう可能性があること、被害に遭わないための注意点などお話しいただきました。

教職員に対しては、不審者対応の距離や応援が来るまでの時間など、いくつかのご指摘をいただきました。

実践的なシチュエーションでの訓練でしたが、改善すべき点がありました。
今回の訓練の反省を生かして学校の危機管理能力のさらなる向上を目指したいと思います。