高等部 校内実習を行いました
高等部ワーククラスです。
令和6年2月5日(月)から4日間、校内実習を行いました。
今回も有限会社山口製菓様より菓子袋へシールを貼る仕事をいただき実施しました。
作業内容
菓子袋の所定の位置にシールを貼ります。
前回同様、全体の目標は「不良品ゼロ」です。
シールのずれが0.5mm以上あるものは不良品とします。
身だしなみや環境整備、補助具、作業工程は昨年と同様に実施しました。
作業は分業制です。仕事を大きく3つに分け、経験に応じて担当しました。
A 袋を10枚数えクリップで留める。
B ロール状のシールを10枚単位で切る。
C シールを貼る。
シール貼り
シールを正確かつ効率的に貼るための補助具を使用します。
袋を置く。
押さえ板(画面中央の白い板)を置く。
シールの剥離紙に定規を当てて切る。
目印に合わせて貼る。
剥離紙を剥がす。
剥がした剥離紙をシールの上に置いて押さえる。
完成
この生徒は1枚を15秒のペースで貼り、100枚を約25分で仕上げました。
シール貼りを担当した生徒の中では平均的な速さです。
今回は5名が校内実習に参加しました。
シールを貼り終えた袋を重ねて検品します。
10枚重ねた状態です。ズレは0.5mm以下でした。合格です。
今回は4日間の校内実習で5,300枚のシールを貼りました。
その後の作業学習(5時間)で2,200枚仕上げ、合計の納品数は7,500枚となりました。
目標は不良品ゼロでしたが、残念ながらシールを袋の裏面に貼ったものが10枚見つかりました。
最終日に時間が迫る中での焦りが、このミスの原因であると考えられます。
指導にあたった職員と共有し、次回は不良品を出さないように改善策を講じたいと思います。
今回も集中して仕事に取り組むことができ、有意義な校内実習となりました。
最後に、本校の教育方針にご理解を賜り、校内実習へのご協力をいただいております有限会社山口製菓様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。