軌跡 ~修了生の現在 #03~
卒業生・修了生の現在を『軌跡』というシリーズでお伝えしていきます。
今回はその第3回目として、専攻科修了生の現在をお伝えします。
尾張旭市にある機械製造の企業に勤める令和4年度産業工芸科(現インテリア科)修了生が会社での様子や今の生活について報告のために来校しました。
Q:どんな学生でしたか?
A:部活の思い出が大きいです。中学部では卓球部、本科では陸上部、専攻科ではサッカー部に所属していました。さまざまなスポーツを経験できてよかったと思っています。サッカー部では、周りを見ることの大切さや、ゴールにボールを入れて1点を取ることの難しさを知りました。
Q:産業工芸科(現インテリア科)で学んだことはなんですか?
A:安全に機械を使うことの大切さを学びました。少しの油断が大けがにつながるので、集中しなければならないと思っていました。会社でも生かすことができています。
Q:社会人になって、「学生の頃と違う」と感じたことを教えてください。
A:手話を使わないコミュニケーションの経験も大切だと感じました。学校では先生も友達の手話を使うことが当たり前でしたが、社会に出ると筆談やコミュニケーションアプリの使用も重要だと感じました。後輩のみんなにも「さまざまなコミュニケーション方法を身に付けておいた方がいいよ」と伝えたいです。
その他には、パソコンスキル(Word、Excel、PowerPointなど)も必要だと思いました。どこの会社に入ったとしても同じだと思います。
Q:後輩に伝えたいことはありますか?
A:学生生活は思っているよりも短いです。時間を大切にして過ごしてほしいです。ルールを守ることや人間関係も大切にしてほしいです。人間関係を大切にしないと信用を無くしてしまう、信用を無くしてしまうと仕事にも影響が出てしまいます。
Q:その他、なにか伝えたいことはありますか?
A:先生たちには感謝しています。反抗的な態度で迷惑をかけたこともいっぱいあったと思います。それでも先生たちは大切なことを教え続けてくれました。社会人になった今、分かったことがたくさんあります。
Q:今の生活は充実していますか?
A:充実しています。今後は、職場の方々に教えていただきながらもっとたくさんの仕事を覚えていきたいです。職場の方々には、入社の際にコミュニケーションのためのさまざまなツールを準備していただきました。今は少しずつ使わなくてもコミュニケーションがとれるようになってきました。会社に貢献するためにも、仕事を頑張りたいです。
社会人として経験を重ね、一回りも二回りも成長したように感じました。今後の活躍にも期待しています。